作品タイトル 1980-2012
「跡」の羅針儀水一枚
自然に関する形-流れる-水を網む
形の見え方について
たしか、このあたりだと思うこの地には
夜風部屋は五つここで君を待つ
かつて、ここでおきた事無題西風
ぼくの山、君の月月をたくわえる
彼は風をうけてぼくはここから月を見る
僕の家には月を守るものたち
かげろう流星落陽
ここには彼が住むという
とてもとても深いところ
森にすむ僕らのために落陽天に繋ぐ
約束の地あなたは小鳥
ひとりで空へ行くときには僕が空へ行く夜
たくさんのものを運ぶために
僕は道に迷うとても大きな月月の船
月と山は夜小さなくらし
部屋はふたつ風とあそぶために
推理―アサヒのア推理―イロハのイ
まとまらない考えごと月は波にゆれて
水行この月はあなたの月天弓
空を測る船約束空中山脈ここにも誰もいない弓なりの部屋
終わりのない話月の船下の部屋で
部屋へ入るには月宮星流
ほんの少し風がもしもし…聞こえますか
用意ができたらいい夢を見たかい
いつもの道に迷いこむ
夢のような気がするね何か見えるかい
とても孤独な彼
誰かいるかい君らしい話し方伝説
山影小舞台帰還
象徴あるいは血私の庭での遊び方
秘儀空の伝言
性と身分むずかしい関係
ちょっとした間違い法則思案の末
天使の庭伝説
それなら王様に聞いてみよう
信じていればそれでいい
中途半端な遊び方天上の嘘
忠実なる彼ら言うことを聞かぬ二人
空の伝言迷信風の魚私に聞いて
愛してる愛してるそう、そのままでいい
今夜は月が出ていますか
個の近似値100(序説)
あなたの言うとおり考えているよ
今より少しだけ高く彼女は留守らしい
幸運をつかむ船人のゆくえ
偶然の出会い聞こえるもの
正しいということ気づかぬ罪声
今は昔時間はまだある知識
僕はここ天を測りて自らを知る
無口な人夜に歌う
この物語を知っていますか風にのる
夢と欲望の形式結局同じこと
時を待つ左を信じる右に頼る
北西の風とびたつ気持ち風の時代
記録によれば隣人街は遠すぎる
家族明日を測る決まりごと
旅のようなものすべてを知りたい時もある
あなたと流れゆくあなたしだい
光の言葉闇の言葉
信じる信じないの問題でなく鳥に聞け
時は流れ、彼らは生きる
いつだって忘れない海の果て
いつものふたり出会った日―12月
彼らの問題迷いを閉じこめる意外な私誰もが私を探している無口な人たち
出会った日―4月気持ちを見せる
いつもあなたがわからない
出会った日―7月僕ならこう思う
いつまで待つの方位と未知数
時々思い出す少し遠い
星の船不安な世界彼女は女王
昔も今も誰かが私を待っている
わたしたち微妙なふたり星の時間
いいかげんな夜夜に歌う
ここに姿を残している幸運の確率
何かを知りたい人のために
この空のすべてのもの全ては未定
3月5日あるいは午後6時27分
それ以上それ以下準備よし仮の姿
偶然と必然よくあること日常の仕事
日記選民症候群程度の問題
森に生きる森を駆ける森に生きる
勝利者花が咲いて波高く冬の嵐
真夏の日静かな風景生物たち
人々の声西の旅人
約束の時間、あるいは勇気彼女の悪いくせ
誰かが明日を決めるわたしたち
二つの名前時間の過ごし方
こんなにも自由な時代
空へ向かういくつかの夢
何もかもあなたのために四階建ての塔
もし明日、わたしたちに何がおきても
それでも生きるものたちひとつの生き方
生きもののいるところ-鳥
生きもののいるところ-魚
小さな鳥の声
時間の愛し方―約束の力
時間の愛し方―今日は迷子
時間の愛し方―あなたの家へ
時間の愛し方―神話
時間の愛し方―二人の意見
時間の愛し方―水の中
時間の愛し方―空を見上げれば
時間の愛し方―夜なのに花
こんな街で僕は生まれた
明日になればきっとわかる
時間の愛し方―冬の誕生日
時間の愛し方―遠い街のこと
時間の愛し方―今日僕は雨にぬれた
時間の愛し方―激しい部屋
時間の愛し方―学校へ行った日
時間の愛し方―百年の知恵
生き方・眠り方
喜んでほしい、満ち足りてほしい
信じてほしい、待っていてほしい
ここからがあした明日の人
僕は右、君は左小さな声と小さな夢
あなたのいるところ私は風の中
北風の街傷ついた娘たち風の人
小さな声がするたどりついた所で
僕はまだ何も知らない小舞台
天中の宮天中の森思索の時代
出会いの場所午後の影冬の家族
この町のしるしここだけの空同胞
この道の先時と方位流れの中で
待ちぶせの家子供たちの時間
絶対の人今日と昨日24時
祈りの言葉告白
遠くからひびく朝の水街の伝説
天と地のあいだ星にとどけ
花の咲くところ西から 東から
自覚的な夢百年の午後太陽の街
僕は子供だったから光の降りる国
境界の人々誰もいない春千年時計
信仰と私の指音のない夜夢の終わり
放課後半分過去解説
世界文化史年表昨日の私たち
この世界と私-今日この世界と私-明日
経験と世界の交わりあたたかい春の風
軽く、なめらかに指先にふれるもの
夜の数だけ夜を数える秘儀
意識と形誰何風景論
夢のはじまり意志と方位眠りの季節
夏草黒い嘘黄色い嘘秋風
言葉でなく遠い声私に見えるもの
小鳥の世界小さな心
指先の距離空模様この国のすべて
人と出会ってしまうから 街へ行ってはいけない約束を忘れてしまうから 夢を見てはいけない
風道影のおちる時間
この世界のかたち空の下祝祭
風の中ひさかたの花の名前
夜が流れておりました街の影と人の影言葉の違う国かの
影のおちる時間-10月
影のおちる時間-12月
水の国空の下で強い光を浴びて
影の箱言葉の箱
みめせ生生
家に帰る窓辺窓辺にて
世界のはじまり 世界の終わり
白い言葉白い行為光の意志
おもいびと
おもあもわこあこ
おこえに
ソラ1ソラ2ソラ3ソラ4
ソラ5ソラ6ソラ7
わたしは小鳥
白い影
このこころ
このいつつ
三つのたかさ
秋月
ふたり